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論文

Projectile Coulomb excitation of $$^{78}$$Se

早川 岳人; 藤 暢輔; 大島 真澄; 長 明彦; 小泉 光生; 初川 雄一; 宇都野 穣; 片倉 純一; 松田 誠; 森川 恒安*; et al.

Physical Review C, 67(6), p.064310_1 - 064310_6, 2003/06

 被引用回数:17 パーセンタイル:69.91(Physics, Nuclear)

原研のタンデム加速器で加速された$$^{78}$$Seビームを鉛の金属薄膜に照射した。ビームに用いた$$^{78}$$Seは、鉛との多重クーロン励起反応によって高励起状態まで励起された。励起された$$^{78}$$Seから脱励起によって放出された$$gamma$$線と、クーロン散乱された$$^{78}$$Se粒子を同時計測した。$$^{78}$$Seから放出された$$gamma$$線の角度分布,強度を最小二乗フィットコードGOSIAを用いて解析した。その結果、$$gamma$$線の電気遷移確率と励起状態の電気的四重極変形の大きさを得ることができた。その結果を、三軸非対称模型計算と比較して、$$^{78}$$Seが三軸非対称になっていることを明らかにした。

論文

A Position-sensitive particle detector for Coulomb excitation experiment

藤 暢輔; 大島 真澄; 早川 岳人; 初川 雄一; 片倉 純一; 松田 誠; 飯村 秀紀; 草刈 英榮*; 西宮 大輔*; 菅原 昌彦*; et al.

Review of Scientific Instruments, 73(1), p.47 - 50, 2002/01

 被引用回数:9 パーセンタイル:47.89(Instruments & Instrumentation)

多重クーロン励起実験からは励起準位の電磁気的性質を得ることが可能である。クーロン励起実験におけるparticle-$$gamma$$角度相関測定の際には薄いターゲットを用いなければならないが、重イオンをビームに用いた場合に光速の約10%という高い運動量を持った反跳核から放出される$$gamma$$線は、そのエネルギーのドップラー補正を行なわなければならない。このための位置感応型粒子検出器は前方散乱方向での高いcounting rateで用いることが可能であり、角度分解能が良いことが必要とされる。また照射損傷に対して強い耐性がある事が求められる。一般に広く使用されているSi検出器の場合では、典型的な寿命が12~24時間という短いものになる。加えて、12台のアンチコンプトンサプレッサー付きGe検出器からなる多重$$gamma$$線検出装置GEMINIとともに用いたために粒子検出器を配置したターゲットチェンバーはコンパクト(110mm$$phi$$以下)でなくてはならない。これらの条件を満たす位置感応型フォトマルR5900を用いた粒子検出装置を開発した。

論文

Coulomb excitation of $$^{155}$$Gd

木寺 正憲*; 大島 真澄; 初川 雄一; 古高 和禎*; 早川 岳人*; 松田 誠; 飯村 秀紀; 草刈 英栄*; 猪狩 嘉延*; 菅原 昌彦*

Journal of the Physical Society of Japan, 66(2), p.285 - 287, 1997/02

 被引用回数:12 パーセンタイル:70.03(Physics, Multidisciplinary)

原研タンデム加速器およびブースターからの390MeV $$^{90}$$Zrビームを用いた多重クーロン励起により、$$^{155}$$Gdの高スピン状態を調べた。$$^{155}$$Gdの基底バンドおよびサイドバンドにおいて、新しい5個の準位を含む各々(31/2$$^{-}$$)、(33/2$$^{+}$$)までの準位が観測された。際だった特徴は+パリティのサイドバンドが異常に強く励起されたことである。得られた励起断面積は原子核の全質量領域に適用されるE1,E3強度の推奨上限値を用いたクーロン励起シミュレーション計算と比較した結果、E1に対して上限値の100倍、E3の場合でも10倍以上の強度が必要であることがわかった。この異常性を示した。

論文

Two-phonon $$gamma$$-vibrational state in $$^{168}$$Er

大島 真澄; 森川 恒安*; 初川 雄一; 市川 進一; 篠原 伸夫; 松尾 正之*; 草刈 英栄*; 小林 直樹*; 菅原 昌彦*; 稲村 卓*

Physical Review C, 52(6), p.3492 - 3495, 1995/12

 被引用回数:29 パーセンタイル:81.29(Physics, Nuclear)

多フォノン状態は球形領域核では知られているが、変形核ではこれまで2例報告されている。その1つである$$^{168}$$Erについて新たにクーロン励起法による粒子-ガンマ線角度相関実験を行った。その結果2056keVのエネルギーにガンマ振動2フォノン状態を同定し、以前より良い精度でのE2転移確率を得た。この解析からこの状態は50%程度の2フォノン成分を含むことがわかった。

論文

Coulomb excitation of $$^{174}$$Hf K-isomer; $$gamma$$-ray spectroscopy with high-spin isomer beam

森川 恒安*; 郷農 靖之*; 森田 浩介*; 岸田 隆*; 村上 健*; 井出口 栄治*; 熊谷 秀和*; G.H.Liu*; A.Ferragut*; 吉田 敦*; et al.

Physics Letters B, 350, p.169 - 172, 1995/00

 被引用回数:19 パーセンタイル:71.02(Astronomy & Astrophysics)

高スピン核異性体を逆運動学的核融合反応により生成し、不安定核二次ビームとして用いるあたらしい実験手法を開発した。この手法により$$^{174}$$HfのK$$^{pi}$$=8$$^{-}$$核異性体からなる二次ビームを$$^{208}$$Pbの第二次標的に照射し、散乱粒子と脱励起ガンマ線の同時計数法を用いてクーロン励起実験をおこなった。核異性体上に構築されたJ$$^{pi}$$=9$$^{-}$$の第一励起状態からのガンマ線を測定し、その収量から換算遷移確率B(E$$_{2}$$;8$$^{-}$$$$rightarrow$$9$$^{-}$$)の値をもとめた。その結果、この核異性体上の励起状態は基底状態とほぼ同程度の変形をした集団運動の状態であることがわかった。実験データとの比較によると、この核異性体のK量子数はかなり良い量子数であると考えられる。また、この実験は高スピン核異性体二次ビームによる二次反応を用いて行われた初めてのガンマ線核分光実験であった。

論文

Double-$$gamma$$ vibrational states in $$^{168}$$Er and $$^{192}$$Os

大島 真澄; 森川 恒安*; 草刈 英栄*; 小林 伸彦*; 菅原 昌彦*; Y.H.Zhang*; A.Ferragut*; 市川 進一; 篠原 伸夫; 永目 諭一郎; et al.

Nuclear Physics A, 557, p.635C - 642C, 1993/00

原研タンデム加速器からの$$^{74}$$Ge,$$^{58}$$Niビームを用いた多重クーロン励起実験により、大変形核$$^{168}$$Erおよび遷移領域核$$^{192}$$Osの2フォノン・ガンマ振動状態を観測し、その電磁転移確率を求めた。変形核と遷移核で2フォノン状態の励起エネルギー、E2転移確率に相違が見られたので、微視的SCCM模型との比較においてその非調和性を議論する。

報告書

放射性廃棄物の消滅処理研究の現状について

加瀬 健; 小無 健司

PNC TN8420 92-022, 33 Pages, 1992/11

PNC-TN8420-92-022.pdf:0.97MB

放射性廃棄物の消滅処理は原子炉によるFPの消滅処理が1964年にBNLのSteinbergによってはじめて提案され、1970年代にはいろいろな消滅処理方法が研究されていた。一時、研究は中断されていたが、1980年代後半になって、再び消滅処理研究が注目を集め、現在盛んに研究が行われている。本報告書は、その各消滅処理研究の概要及び、最近の消滅処理研究の現状と動向をまとめたものである。

論文

Electromagnetic transition probabilities in the natural-parity rotational bands of $$^{155,157}$$Gd

草刈 英栄*; 大島 真澄; 内倉 明子*; 菅原 昌彦*; 友谷 在良*; 市川 進一; 飯村 秀紀; 森川 恒安*; 稲村 卓*; 松崎 昌之*

Physical Review C, 46(4), p.1257 - 1266, 1992/10

 被引用回数:15 パーセンタイル:67.31(Physics, Nuclear)

タンデム加速器からの240-MeV$$^{58}$$Niおよび305MeV$$^{81}$$Brビームを用いた多重クーロン励起により$$^{155,157}$$Gdの基底バンドを調べた。$$gamma$$線角分布測定から$$gamma$$線分岐比及びF2/M1混合比を決めた。$$^{155,157}$$Gdに対して各々21/2,23/2までの準位の核寿命をドップラーシフト・反跳距離法により測定した。M1転移強度の指標依存性はquasi particle energy splittingとの関係において逆転していることが明らかになった。実験データはクランキングモデルにより解析された。

論文

Observation of Coulomb excitation of unstable nuclei; Utilization of a secondary beam

大島 真澄; 郷農 靖之*; 村上 健*; 草刈 英栄*; 菅原 昌幸*; 市川 進一; 初川 雄一; 森川 恒安*; Min, B. J.*

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 312, p.425 - 430, 1992/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:64.14(Instruments & Instrumentation)

不安定核二次ビームのクーロン励起$$gamma$$線を検出する実験方法を開発した。逆反応$$^{9}$$Be($$^{70}$$Ge,3n)により作られた$$^{76}$$Krの二次ビームは$$^{208}$$Pb二次ターゲットでクーロン励起され、それからの弱い$$gamma$$線は一次ガンマ線、散乱粒子、二次ターゲットからの二次ガンマ線のトリプルコインシデンスにより同定された。この方法により中重核において初めて不安定核のクーロン励起が観測された。$$^{76}$$Krの2$$^{+}$$$$rightarrow$$0$$^{+}$$転移の$$gamma$$線イールドは既知のB(E$$^{2}$$)値から計算された値と一致し、系統的にB(E$$lambda$$)を決定する手段として有効であることを示した。

論文

Coulomb excitation of the unstable nucleus $$^{76}$$Kr and isomer decay of $$^{136}$$Ce

大島 真澄; 郷農 靖之*; 村上 健*; 草刈 英栄*; 菅原 昌幸*; 森田 浩介*; 吉田 敦*; 熊谷 秀和*

原子核研究, 35(4), p.161 - 170, 1991/02

重い入射核と軽い標的核の組合わせの核反応で二次ビームを作り、離れた位置でクーロン励起を起こさせる手法を開発し、不安定核$$^{76}$$Krのクーロン励起を初めて観測することが出来た。この手法は約20ns以上の寿命を持つ不安定核及びアイソマーに適用できる。更に反跳核質量分離装置と組合わせることにより、より低いパックグラウンドで不安定核クーロン励起を測定できる可能性を示唆した。また、同実験で$$^{136}$$Ceのアイソマー崩壊からの弱いE1転移を新しく観測でき、同装置はアイソマーの研究にも的していることを合わせて指摘した。

論文

Rotational perturbation to the natural-parity rotational bands of odd nuclei

大島 真澄; 稲村 卓*

Proc. of the IN2P3 Riken Symp. on Heavy-Ion Collisions, p.287 - 294, 1990/00

原研タンデム加速器からの重イオンビームを用いた多重クーロン励起により$$^{163}$$Dy、$$^{155,157}$$Gd、$$^{173}$$Ybの基底状態回転バンドを調べた。B(M1)及びB(E2)電磁転移確率を基に回転摂動について議論した。特に$$^{163}$$Dy,$$^{155,157}$$Gd核において「逆転」指標依存性が見出された。$$Omega$$=$$Lambda$$-1/2から$$Omega$$=$$Lambda$$+1/2へ粒子軌道が変わるにつれB(M1)の絶対値が大きくなり、指標依存性が小さくなる傾向があることがわかった。この結果は最近のrotating shell model解析により定性的に説明できることがわかった。更に、タンデムブースター計画とそれを用いてのクーロン励起実験計画についても紹介する。

論文

Electromagnetic transition probabilities in the natural-parity rotational band of $$^{173}$$Yb

大島 真澄; 松崎 昌之*; 市川 進一; 飯村 秀紀; 草刈 英栄*; 稲村 卓*; 橋爪 朗*; 菅原 昌彦*

Physical Review C, 40(5), p.2084 - 2090, 1989/11

 被引用回数:11 パーセンタイル:58.68(Physics, Nuclear)

タンデム加速器からの250-MeV $$^{58}$$Niビームを用いた多重クーロン励起により$$^{173}$$Ybの基底状態回転バンドを調べた。$$gamma$$-$$gamma$$同時計数からI=15/2からI=(27/2)までの7個の新しい準位を同定した。$$gamma$$線角分布から23/2までの$$gamma$$線分岐比、E2/M1混合比を決定した。また、ドップラー・シフト・リコイル・ディスタンス法により25/2までの準位の核寿命を求めた。準位エネルギー及びM1、E2転移確率には大きな指標依存性がないことがわかった。Rotating Shell Modelによる解析の結果、計算は実験を良く再現することがわかった。また$$gamma$$線の効果をspin-upとspin-down軌道で比較した結果、後者の$$^{163}$$Dyの場合には大きいのに対して、前者の$$^{173}$$Ybの場合には小さいことがわかった。このこともRotating Shell Modelで再現することがわかった。

論文

Rotational perturbation to the natural-parity rotational band of $$^{163}$$Dy

大島 真澄; 峰原 英介; 菊池 士郎; 稲村 卓*; 橋爪 朗*; 草刈 英栄*; 松崎 昌之*

Physical Review C, 39(2), p.645 - 651, 1989/02

 被引用回数:13 パーセンタイル:63.64(Physics, Nuclear)

タンデム加速器からの重イオンビームによる多重クーロン励起を用いて基底状態回転バンド内転移のスピン23/2までの換算転移確立B(M1)、B(E2)を決定した。このバンドの主成分はh9/2という低角運動量起動であるにも関わらずB(M1)に強い指標依存性があることがわかった。

論文

A Canditate for K$$^{pi}$$ = 4$$^{+}$$ double-gamma vibrational band head in $$^{168}$$Er

大島 真澄; 稲村 卓*; 橋爪 朗*; 熊谷 秀和*; 草刈 英栄*; 菅原 昌彦*; 峰原 英介; 飯村 秀紀; 市川 進一

RIKEN Accelerator Progress Report, Vol.22, 22 Pages, 1988/00

変形核においてdouble $$gamma$$振動状態が存在するか否かは核の集団励起モードを理解する上で重要な課題である。実験的にはその状態は見つかっていない。今回大きい変形を持つ$$^{168}$$Er核でその候補が見つかったので報告する。$$^{168}$$Er核はタンデム加速器からの240MeV $$^{58}$$Niビームで多重クーロン励起された。ターゲットからの反跳核及び散乱された入射粒子を4個のPPACウンターにより検出し、4台のGe検出器による$$gamma$$線との同時計数事象を記録した。$$gamma$$線に対するドップラーシフトの補正を行った。その結果1.452(3)、1.376(6)及び1.276(4)MeVの弱い$$gamma$$線が観測され、double-$$gamma$$振動状態から各々$$gamma$$バンドの2$$^{+}$$、3$$^{+}$$、4$$^{+}$$への転移であると提案した。これを確定するためにはより統計を上げる必要があり、今後実験を継続する。

論文

Multiple coulomb excitation of $$^{157}$$Gd

大島 真澄; 稲村 卓*; 橋爪 朗*; 草刈 英栄*; 菅原 昌彦*; 峰原 英介; 市川 進一; 飯村 秀紀

RIKEN Accelerator Progress Report, Vol.22, 20 Pages, 1988/00

奇核における回転振動効果の研究の一環として$$^{157}$$Gdの多重クーロン励起実験を行った。タンデム加速器からの240MeV $$^{58}$$Niビームを93.3%濃縮度の$$^{157}$$Gdセルフサポートフォイルに照射した。コンプトン抑止型スペクトロメーターにより$$gamma$$-$$gamma$$同時計数、$$gamma$$線角度分布、リコイル、ディスタンス法による核寿命測定を行った。基底状態回転バンドを23/2$$^{-}$$まで確立した。このうち17/2$$^{-}$$以上の準位は新しい。準位エネルギーには明らかな指標依存性があるのに対して、B(M1)のそれは小さいことを指適した。このことから両物理量に対して配位混合が強く影響していることがわかった。

論文

Z$$_{1}$$$$^{4}$$ dependence of double K-shell ionization induced by H and He ion bombardment

川面 澄; 小沢 国夫; 藤本 文範*; 寺沢 倫孝*

Atomic Collision Res.in Jpn.,Prog.Rep., (4), p.60 - 61, 1978/04

HやHeのような軽イオンを衝撃する時、内殻電離はクーロン相互作用によって引起される。この時、K殻の二重電離断面積はE/$$lambda$$U=1で最大となり、入射イオンのZ$$_{1}$$$$^{4}$$に比例することを見出し、すでにいくつかの論文として発表した。本レポートに今までの成果の要約を述べることとした。

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